太陽光発電の経済効果に関する一考察

1.はじめに
  去年の10月から太陽光発電をはじめたのでちょうど1年が経過した。秋田は日照時間が国内でもワーストに入るので太陽光発電はメリットがないという説がある。さて、結局太陽光発電はお得だったのかどうか、その効果についてここに報告する。

2.方法
  ①平成24年11月から25年10月までの電力会社への売電額を合計した。
②やりくりナイト(深夜電力料金)の節約効果および日中の消費電力も太陽光発電でまかなっているので支払う電気料金も節約されている。その効果を算出するためシステム導入前の平成24年1月から10月までの電気料金と導入後の平成25年1月から10月までの電気料金の差額を算出した。この①と②の合計を一年間の太陽光発電経済効果の額とし、12ヶ月で除して1ヶ月の平均経済効果額を算出し、1ヶ月に支払っている設備システムのローン額と比較を行った。

3.結果
 一年間の売電状況を図1に示す。

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図1 売電額と支払い電気料金の推移

実質的には11月からの売電だったがすぐに積雪のために12、1、2月はほぼ発電せず売電できていない。しかし3月から雪が溶けて日が長くなるにつれて急激に発電量が増え、夏よりも6月で発電量のピークを迎え、月の売電額は2万円を越え、年間総売電額は15万円となった。

次に消費電力の節約効果について図2に示す。

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図2 平成24年と平成25年の支払い電気料金の比較

発電しない1月の料金にはあまり差はないが、徐々に発電して消費電力を太陽光発電でまかない電力会社からの買電量が減っていることがわかる。加えて深夜電力料金に切り替えたことで夏の夜のエアコンによる電力料金アップも抑えられた。これらの経済効果の差額は年間6万円程度であった。
 よって、太陽光発電導入による経済効果額は約21万円。1ヶ月あたり17500円の利益となる。設備のローンが1ヶ月14990円なので、差引 月額約2500円、年間では3万円の黒字と言える。

4.考察
 売電額および節約効果額の合計とローン返済額の差引により年間3万円の利益を得たことが明らかになった。ローン返済完了は15年後なのでその後は21万円の利益がそのまま入るが、その間10年ごとに一部システムの更新があり、その費用が約10万円見込まれている。パネルは半永久的に使用可能とのことなので、メンテナンスにかかる費用は少なく、今後もわずかながら利益が見込まれ、そこからシステム更新費用を捻出していくことができると考える。 

5.結論
 秋田での太陽光発電はメリットがあり、少しだが利益を得ることができる。

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