深夜の救急へ

11日深夜3時

はるぽんの寝息が苦しそうなことに気づく。

2、3日前から鼻風邪をひいていたので鼻がつまって

息苦しいんだろうと鼻吸い器をとりにいってもどってくると

あーこさんも起きてはるぽんの異変に気づく。

ガタガタと全身震えて時折けいれんのようにビクッとしている。

おでこに手を当てると熱い。

熱性けいれん?ひきつけ?発作?

いずれにしても今までになかった重篤な症状。

すごく心配している僕らを察してなのか、

不安になったのか、ぼくはだいじょうぶだよ、とアピールするかのように

震えながら「おかあやんはどこいったの?」と話すはるぽん。

必死に話そうとするその姿が余計不安にさせられる。

このままではまずい。一刻を争う事態かも。

すぐに救急に行くことを決断。

不安がるはるぽんを抱いて急いで病院へ。

どこいくの?おかあやんのところにいこうよ!

だいじょうぶ、お医者さんに胸ぽんぽんしてもらってお薬もらえばよく寒くなくなるよ。

深夜の病院は静まりかえっている。

救急の受付をして病院の中を歩く。

どこいくの?

不安そうなはるぽんの声だけが響く。

だいじょうぶ、だいじょうぶ。

自分にもそう言い聞かせるように言う。

看護婦さんに状況を話す。

診察台に寝かせて休ませるよう指示されるが

おとーやんからはなされようとすると大泣きするはるぽん。

無理もない。だいじょうぶ、おとーやんずーっと抱っこしてるから。

先生が来て問診を受ける。

2、3日前から風邪だったこと、30分前から震えと痙攣用の動きがあったこと、

本人は寒いと言っていること、意識障害はなかったこと、

今はだいぶ震えはなくなったが熱がら39.7℃あること。

以上から判断して意識障害がなかったので熱性けいれんではないとのこと。

喉の炎症からくる風邪で悪寒がひどくて痙攣にみえたのではないか、と。

とりあえずは安心。

座薬をさしてもらってとりあえずは様子をみることに。

はるぽんも少し余裕がでてきて落ち着いたようだ。

診察室の机においてあるトミカの救急車を目ざとく見つける。

そうだね、はるぽんも同じのもってるものねー。

う!

もう帰ってもいいって、おかあやんのとこ帰ろっか?

う!!

まだ体が熱いはるぽんを抱きかかえて帰る。

よかった。

家に帰ると急に元気になったはるぽん。

「ごはんはべる」、とまでいいだす。

さっきみたトミカの救急車をさがしておかあやんに見せようとする。

こいつ、さんざん心配させやがって!

深夜4時

ぼくらはやっと安心した。

でもまだ熱はあるのでこまめにタオルを取り替えたり熱さまシートをはったり…。

今夜は寝ずにみてるか。

 

でも、いつの間にか寝ていて朝になって…。

僕より先に起きたはるぽんに起こされて…

昨日のことはどこへやら、熱もすっかり下がって、

寝不足の親の気持ちも知らずに

朝からいつものように僕らを困らせるはるぽん。

 

心配性?

でも心配するのに超したことはないと思うんだ。

仕事柄、子どもの異変のおそろしさとその後何が待ち受けているか

良く知っているから、余計心配するんだろう。

健康が当たり前と思っちゃいけない、油断しちゃいけない。

ぜったい失いたくないから。

 

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